VagrantでApacheを使う
最近はWebサーバーとしてNGINXを使うことが多いですが、
たまにApacheを使うこともあるのでVagrant上で環境構築した際のTipsを書いておきます。
(OSはUbuntu16.04、Apache2.4系の場合です)
■Vagrantの共有ディレクトリをドキュメントルートとリンク
標準だと/vagrant/が共有ディレクトリになっていますが、下記のようにして/var/www/とリンクすると、
ドキュメントルート上のファイルをホストPCで編集することが出来るのでちょっと便利です。
cd /var/www/ sudo rm -rf html/ ※初期ディレクトリがある場合 sudo ln -s /vagrant/html html
■Apacheの実行ユーザーを変更
Apacheの実行ユーザーは/etc/apache2/envvarsにある環境変数を参照しているのですが、
これを変更するだけだと完全には実行ユーザーが変わってくれないようです。
export APACHE_RUN_USER=vagrant export APACHE_RUN_GROUP=vagrant
上記設定に加えて、下記のように実行時に使用するフォルダの権限も変えれば実行ユーザーを変更できます。
sudo apache2ctl stop sudo chown -R vagrant:vagrant /var/run/apache2/ sudo chown -R vagrant:vagrant /var/log/apache2/ sudo -u vagrant apache2ctl start ※起動時にもユーザーを指定
また、rootユーザー出ない場合は80ポートが使用できないため、下記のファイルに書かれたポート番号も任意のものに変更します。
/etc/apache2/sites-available/000-default.conf /etc/apache2/ports.conf
私がApacheを使っていたのは2.2系が現役の頃なので、2.4系の操作にはなかなか慣れないですね・・。
2017-09-19 12:49:55