AWS Serverless Application Repositoryにアプリを公開する際の注意点
2018年2月23日から一般公開が始まったAWS Serverless Application Repositoryですが、
アプリケーションを公開する際にいくつか注意点があったのここに書いておきます。
- 何らかのエラーで公開に失敗するとファイルなどを再アップロードする必要がある
- Lambda関数を定義したPythonファイルはS3経由でアップロードしなければならない
- 公開直後はReadmeの内容が正しく表示されない
1.何らかのエラーで公開に失敗すると各項目を最初から登録し直す必要がある
アプリケーションを登録する画面では、LICENSEやReadme、SAM templateといったいくつかのファイルを添付しますが、「Publish Application」ボタンで公開する際に失敗すると修正したファイルをアップロードしても反映されないため、ページを更新して最初から各項目を入力し直す必要がありました。また、SPDX license項目については、独自のLICENSEファイルをアップロードしてからライセンスの種類を変えてしまうと、テキストの内容がAWS側で用意されたものに差し替わるため、こちらもまた再登録が必要となります。
ただし、これらは今後AWS Serverless Application Repositoryのシステムが更新されれば改善される可能性があります。
2.Lambda関数を定義したPythonファイルはS3経由でアップロードしなければならない
3.公開直後はReadmeの内容が正しく表示されない
Lambda関数の作成ページから、「サーバレスアプリケーションのレポジトリ」を指定して公開したアプリを表示した場合には問題なく表示されるのですが、AWS Serverless Application Repositoryの公式ページで検索すると謎のHTMLが表示されいて内容がおかしくなっていました。しばらくすると正しい内容になるので、変換処理などが走っているのかもしれません。